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アルコ RS-3形ディーゼル機関車 : ウィキペディア日本語版 | アルコRS-3形ディーゼル機関車[あるこあーるえす3かたちでぃーぜるきかんしゃ]
アルコRS-3は、アメリカン・ロコモティブ(アルコ)が生産した車軸配置B-B、ロード・スイッチャータイプの電気式ディーゼル機関車である。1950年5月から1956年8月にかけて合計1,370両が製造された。うち1,265両がアメリカ国内で使用されたほか、98両がカナダへ、7両がメキシコへ納入された。 == 解説 == 本形式は、GM-EMD、フェアバンクス・モース、ボールドウィン・ロコモティブ・ワークスに対抗して製造された。1950年、フェアバンクス・モースは1,600馬力(1,200kW)のH-16-44を、また同年、ボールドウィンはやはり1,600馬力(1,200kW)のAS-16を開発していた。アルコを含む3社は、既存の車両を改良することで出力の増強をはかり、EMDの1,500馬力の機関車、GP7に対抗した。EMDは他社が出力増強をはかってもGP7の製造を続け、EMDがようやく出力を1,750馬力(1,300kW)としたGP9をリリースしたのは1954年であった。 結局、このクラスのロード・スイッチャー製造競争において、3社がEMDに勝ることはなかった。EMDはGP7だけで2,729両を製造したが、アルコはRS-2を383両とRS-3を1,370両の計1753両、フェアバンクス・モースG-H15-44を30両とH-16-44を296両、ボールドウィンはDRS-4-4-15を32両とAS-16を127両製造して終了した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルコRS-3形ディーゼル機関車」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 ALCO RS-3 」があります。
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